森永乳業グループ病態栄養部門 株式会社クリニコ様を講師に迎えて、「食中毒の原因と対策」について、勉強会を行いました。
今回勉強した内容は、
1.食中毒発生状況
2.食中毒細菌について(カンピロバクター、ノロウイルス、黄色ブドウ球菌、ウエルシュ菌、ボツリヌス菌、腸管出血性大腸菌、アニサキス)
3.食中毒対策の基本
これからの季節、食中毒発生の危険性が高まりますが、「加熱不足」「長時間室温で放置」「鶏肉を触った手で野菜を触ってしまった」等、どれも少し注意すれば防ぐことが出来ます。
どのように対策するべきなのか、真剣に聴き、勉強会に取り組みました。
「食中毒かな?」と思ったら、速やかに次の行動をすることが大切と教えていただきました。
食中毒の症状が出たらどう行動するべきか
・下痢や嘔吐をしたら、しっかり水分をとる。
・自分で勝手に判断して薬を飲むのはやめて、まずは医師に診てもらう。
・食べたもの、食品の包装、店のレシート、吐いたものが残っていたら保管する(原因を調べたりするのに使うため)。
家族にうつさないようにするために
・特に調理の前、食事の前、トイレの後、便や吐いた物に触った後は、よく手を洗う。
・食中毒に感染したおそれのある人は調理を控える。
・食中毒に感染したおそれのある人が使用した食器や調理道具は、洗剤で洗うだけでなく、熱湯をかけて消毒をする。
・食中毒に感染したおそれのある人の下着・衣類は別に洗濯する。
・食中毒に感染したおそれのある人は、家族の後にお風呂に入るようにする。湯舟のお湯は毎日変える。
・また、家族が食中毒に感染したら、お風呂の残り湯を洗濯に使うのはやめる。
森永乳業グループ病態栄養部門 株式会社クリニコ様、「食中毒の原因と対策」の勉強会の講師を務めていただき、誠にありがとうございました。
今後も定期的に勉強会を開催し、知識を深め、技術向上に努めていきます。