あらしま苑で夜間想定防災訓練と地震についての講習を実施しました。

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豊和グループでは定期的に本番さながらの防災訓練を実施しています。

今回はあらしま苑で『夜間想定防災訓練』を実施。

1階ユニットの共同生活テレビ付近で火災が発生したことを想定し「初期消火→消防署へ通報→避難誘導」の流れで夜間想定防災訓練を行いました。

正面玄関に避難誘導をし、負傷者がいた場合は医務室横にて応急処置。

救護班は避難した方の状態観察を行い、必要な処置を行います。

避難誘導は地震や火災の際にエレベーターで移動すると停電や故障などで閉じ込められる可能性もあるため、階段を使って行いました。

その際、移動に車いすが必要な方は2人介助で避難誘導を行います。

 

ご利用者さんはもちろん、誘導にあたる職員が被害にあわないように安全面に最大限配慮することも重要です。

いかなる自然災害にも冷静で迅速な対応ができるよう、今後も災害に備え職員一同努力を続けてまいります。

また昨年には鳥羽市役所総務課から講師をお呼びし、鳥羽市の防災・地震についての講習を行いました。

いつ起きてもおかしくないと言われている「南海トラフ地震」

災害の発生時に慌てる事なく、迅速かつ的確な行動をするためには、災害を理解し、避難誘導体制を整え、情報の入手と提供、施設の安全対策など、日頃からの備えが重要です。

 

そもそも、南海トラフとはどのような地震のことをいうのでしょうか?

南海トラフ地震とは

南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。

前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。

出典:気象庁ホームページ

地震が発生したら、まずは自分の命を守る行動を。

建物の設備や防災用具を最大限に活用し、迅速かつ的確に行動することが大切です。

講習の後には非常食の保管場所を周知し、非常の際にスムーズに作れるよう非常食の実演を行いました。

今後もご利用者さんの安全と安心確保の為、あらゆるケースを想定した訓練を実施して行きます。